私の家は新築で購入した建売住宅なのですが、住み始めて2年位経った頃から、ベランダの右下部分の塗装がボロボロと剥げ落ちてくるようになりました。塗装が不十分だったのかと思い、家を建ててくれた工務店の人を呼んでその部分の塗装をやり直してもらいました。しかし、しばらく経つとまたボロボロと塗装が剥げ落ちてきたので、これは塗装の不備が原因ではないと思いました。再度工務店の人を呼んで原因を徹底的に調査してもらおうとしましたが、何と、我が家を建ててくれた工務店が知らないうちに倒産していたのです。

そういえば今年は年賀状が来なかったなと思い当たりましたが、既に後の祭りです。住宅に付いていた保証はその工務店独自の保証でしたから、工務店が潰れてしまった今となっては全く無意味になってしまいました。とはいえ、ベランダをそのままにしておくことはできないので、ネットで見つけた営繕業者を呼んで、家の状態を調べてもらうことにしました。約束した日にやってきた業者が調査してくれた結果、ベランダの床部分の防水処理が不十分で雨漏りが発生していることがわかりました。

いくら外側の塗装をやり直しても、内側から雨漏りしているのでは塗装が持つはずがありません。かなりいい加減な工務店だと腹が立ちましたが、既に音信不通状態になっていたため、責任を追及することはできませんでした。でも、調査してくれた営繕業者が良心的な価格でベランダ防水工事をやってくれたので、雨漏りをキチンと直すことができました。お陰様で、それ以降はベランダの塗装が剥げ落ちなくなりました。